結論
「借金があるから住宅ローンは無理だ…」「審査で家族や会社にバレたらどうしよう…」
そう悩んでいる方も多いと思いますが、結論から言うと、借金があっても住宅ローンを組むことは可能ですし、正しく手続きすれば、周りの人にバレる心配はありません。
筆者の借入状況
借入状況は以下のようなものでした。
- 返済実績:借金総額300万。約20年間一度も滞納することなく、毎月の返済を遅延なく行っていた。
 - 借金の性質:すべてギャンブルによるもの。3万円を1日に数回など無茶な借り方をしていた。
 - 年収とのバランス:当時の年収は700万円程度。
 - 選んだ銀行:不動産屋の勧めで大手メガバンク3社と個人的にネット銀行2社
 
大手メガバンク3社はすべて審査が通った
頭金なしで住宅費用の4000万とリフォーム費用の200万の変動金利の審査を申し込んだのですが、大手メガバンクは3社とも全て審査を通りました。ただ、3社満額とはいかず、1社は住宅費用分のみ貸付可能という結果でした。契約条件についてもそこまで悪いものではなく、0.425%の利率で借りることができました。
借金のおまとめはできる?
ワンちゃん多めに借りて借金を纏めれると嬉しいなーと思ったのですが、契約関連の資料を提出する必要があるため、少なくともメガバンクの銀行では不可能だと思います。リフォーム会社と手を組んで水増し請求などすれば可能かもしれませんが、リフォーム会社についてもかなり細かく調べられるため、バレた際には一括返済を求められることになるため、おまとめは諦めましょう。
ネット銀行は審査を落ちた
一方で、審査基準が比較的厳格で、スコアリングシステムを重視するネット銀行の住宅ローン審査は全滅でした。
なぜネット銀行に落ちたのか?
ネット銀行は、手続きの簡略化のために、AIによる自動審査や厳格なスコアリングを導入していることが多いです。このシステムでは、過去の借入状況や現在の借金残高が「ネガティブ情報」として強く評価される傾向があります。
- スコアリングで減点されやすい:借入件数や残高が多いと、機械的に点数が低くなる。
 - 柔軟な対応が期待できない:個別の事情(例:既に借金を大きく減らしている途中など)を考慮してもらえない。
 
もし借金を抱えているなら、まずはネット銀行ではなく、担当者と直接相談できる金融機関からアプローチすることをおすすめします。
まとめ
借金があっても諦める必要はありません。大切なのはご自身の状況に合った金融機関を見つけることです。また、家族や会社にローン状況がバレることは、通常の手続きではありえません。

  
  
  
  